最終更新日 2020年11月20日 by auroot
フィギュアスケートの選手と言えば名古屋と言うイメージが強いかと思いますが、紀平梨花選手兵庫県西宮市の出身です。
彼女以外にも、坂本花織選手や三原舞依選手も関西の出身です。
今やフィギュアスケートの世界も、名古屋一辺倒ではなくなってきました。
紀平梨花選手は、スポーツ教育が熱心だという兵庫県西宮市の広田幼稚園という幼稚園出身です。
この幼稚園に通う子供たちが、すごいのです。
あなたは小学校や中学校の時、跳び箱は何段くらいまで跳べましたか。
おそらく6段とか中には4段くらいしか無理だったと言う人も少なくないでしょう。
しかし、広田幼稚園に通う4歳や5歳の子どもたちは、なんと8段の跳び箱をスイスイと跳んでいるのです。
自分自身の中学や高校時代を振り返ってみても、跳び箱を8段も積むことなんてなかったと思います。
多分、6段くらいしか跳んでなかったと思うのですが、わずか4歳や5歳の子が中学生以上に跳べるだなんて、びっくりするばかりです。
そして、側転なども片手で楽々とやっていました。
紀平梨花選手も幼稚園時代は、跳び箱も側転も得意で走るのも速かったそうです。
こんなアスリート集団のような幼稚園の中でも飛びぬけていたそうなので、その頃から運動神経はバツグンという感じだったのでしょう。
今、この広田幼稚園が物凄い人気になっていて、入園希望者が殺到しているそうです。
しかし、実際にこの幼稚園に通っていた人に感想を聞くと、良かったという人もいれば、良い感想が聞けない人もおられます。
1クラスの人数が多いから、目立つ子にばかり目がいっているようで、できなくて落ちこぼれてしまった子の精神的なフォローがきちんとできていない気がする、という意見が多数ありました。
また、プールもあって水泳教育も盛んだけど、その日の目標を達成できているかどうか等のテストがあって、かなり厳しいようです。
冬はマラソンなども行っていて、小学生や中学生が走る距離以上のびっくりするような距離を毎日のように走っています。
小学校に上がる前の4歳や5歳から、厳しい競争の世界に放り込むと言うのもどうかと思う、という声もありました。
そして、あまり小さいうちから激しい運動をすることで、体への負担を心配する声もあります。
また、他の子ができているのに自分の子どもができない時は、親にとってはそのことが物凄くストレスになります。
親が焦って、家でも何度も練習させたり叱咤を繰り返すケースも少なくないようです。
それが親子関係を悪くしたり、お父さんとお母さんで考え方が違うと夫婦仲に影響したりと、いろいろとあるようです。
賛成派の声で多かったのは、子どもがここまで伸びるのかと驚いているという声や、先生たちがとても熱心だという声です。
体を動かすことが好きで運動が得意な子や、本気で将来はアスリートになってほしいと願っている親には良いでしょう。
しかし、このような賛成できないという声もあるので、その点をよく考える方が良いかもしれません。
熱心と厳しすぎるは表裏一体とも言えます。
そして、紀平梨花選手に関することで、少し気になる情報があります。
今まで所属していた関西大学KFSCを抜けて、東京の高校に所属先が変わっています。
11月1日からのようです。
なぜ、所属先を変わるのかは、いろいろとうわさが流れていますが、真実は彼女だけが知っているのでしょう。
高校名はアルファベットのNとなっていて、一切公開されていません。
今まで生まれ育った関西を離れて東京に行くようですが、まだまだ18歳という年齢で故郷を離れることに、どのような影響があるのか、気になる所です。
きっと、東京にも幼稚園の時のアルバムは持って行ったことでしょう。
そして、何かつらいことがあった時にはそのアルバムを開いているかもしれません。