横浜市港北区に住む、48歳の会社員の沢渡です。
40代に入ってから頭頂部が薄くなり、育毛剤や増毛を試したあと、今は部分かつらを使っています。
かつらを作ると決めたとき、いちばん悩んだのは値段ではありませんでした。
妻に話すかどうかです。
同じことで迷っている方に向けて、私が出した答えと、そこに至った理由を書きます。
迷うのは自分だけではない
日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版によると、男性型脱毛症の頻度は40代で30%、50代以降で40数%です。
同じガイドラインには、かつらの着用を「行ってもよい」とする項目もあります。
薄毛もかつらも、特別な話ではないわけです。
それでも家族に言い出しにくいのは、見た目の問題が気持ちに直結するからだと思います。
話す場合と隠す場合を比べてみた
私が実際に考えたことを表にしました。
| 話す | 隠す | |
|---|---|---|
| 入浴・旅行 | 気にしなくてよい | 毎回ごまかす必要がある |
| 費用 | 家計の相談ができる | 引き落としや出費の説明に困る |
| 通う時間 | 「店に行く」と言える | 毎回、用事をつくる |
| 心の負担 | 最初の一言だけ | ずっと続く |
隠すほうは、日常の小さな場面でずっと気を張ることになります。
私は、この負担を何年も続けられる気がしませんでした。
もうひとつ、背中を押した情報があります。
京都府のホームページでは、国民生活センターの情報をもとにかつらのアフターケアをめぐる相談事例が紹介されています。
店に通うたびに関連商品を勧められ、総額300万円ほどの契約になった例です。
助言には「誰にも相談できないまま契約を重ね、問題が深刻化する例もあります」とありました。
一人で抱えると、判断を間違えたときに止めてくれる人がいません。
これは私にとって大きな理由になりました。
私の答えは「妻にだけ話す」
最終的に、妻には話しました。
高校生の息子には、聞かれたら答えるつもりで、自分からは言っていません。
妻の反応は「やっぱりね」でした。
実は薄くなっていたことに、とっくに気づいていたようです。
拍子抜けしましたが、肩の荷が下りたのも確かです。
話すときに気をつけたのは、次の3つです。
- けんかのあとなど、気持ちが波立っているときは避ける
- 「作っていいか」と許可を求めるのではなく、「こうしたい」と方針を伝える
- 費用と通う頻度を、先に数字で見せる
家族と一緒に相談できる店を選ぶ
店選びでは、家族と一緒に行けるかどうかも確かめました。
私が相談した横浜でかつらの相談ができるインクリーズヘアー新横浜店は、新横浜駅から徒歩1分で、ブースは全席個室です。
公式サイトには、家族や友人と相談しながら製品を見られること、資料は個人名で送ることが書かれています。
一方で、まだ家族に話す決心がつかない方もいると思います。
その場合でも、業界団体の日本毛髪工業協同組合は顧客情報管理の基準で、事業者が顧客の記録を第三者に漏らしてはならないと定めています。
まずは一人で相談に行き、気持ちが固まってから家族に話すという順番でもよいはずです。
まとめ
かつらを家族に話すかどうかに、正解はないと思います。
ただ、隠し続ける負担と、一人で契約を決めるリスクを考えて、私は妻にだけ話すことにしました。
話すなら、落ち着いた時間に、費用と頻度を添えて伝えるのがおすすめです。
迷っている方は、家族と一緒に行ける店を選んでおくと、話したあとの相談もしやすくなります。